SIMGOT EM2 1BA+1DDによるハイブリッド型イヤホン

SIMGOT JAPANは、中国・SIMGOTによるカナル型イヤホン新モデルの「EM2」を5月22日に発売します。価格は12,800円。

10mm径のダイナミック型ドライバー×1基と、Knowles製BAドライバー×1基(RAF-32873)によるハイブリッド型。ダイナミック型の振動板には既存モデルのEN700PROと同じ高分子複合チタンを採用しています。

再生周波数帯域は15Hz~40kHz。音圧感度は≥101dB(@1kHz)、最大入力は15mW。ハイレゾ対応相当の広帯域で実際にハイレゾ認証も取得。

0.78mmの2ピン端子を採用し、汎用品も含めたリケーブルが可能。付属ケーブルは、4芯混合銀メッキ線。イヤーピースは2種類付属。

サウンド傾向としては「様々な音楽ジャンルに対応可能、原音に忠実なサウンドを実現」としていて、フラット志向のナチュラルサウンドかと思わせます。

ただ、メーカーが発売前に著名イヤホンブロガーに依頼したレビュー記事を複数見ると、元気のよい軽いドンシャリ傾向のサウンドのように受け取れます。

国内発売前に本国から購入するユーザーが多く集まっている5chの専門板(中価格の中華イヤホン)では、本機の話題はなぜかあまり見られません。

この間の「春のヘッドフォン祭り2019」においても展示され、試聴した方も結構いますが、ツイッター上での感想は少なめ。それでも「エレキギター、エレキベースが元気」という傾向で、やはりフラットよりは元気のよさやドンシャリ方向ではあるようです。

この価格でいまどき1BA+1DDというのはシンプルなほどの構成ですが、BAドライバーはベント付き、電気的なネットワークを排除した入念な設計や配置によって、それぞれのドライバーの全音域を使って伸びやかな音を狙っているようです。

半透明の樹脂ハウジングは6色ものカラバリから選べます。ユニット数が少ないことによる筐体のコンパクト化のメリットもあり、目立たず、軽快な装着性が得られるのも美点。

中国メーカー製イヤホンであっても結構高額化している現状にあって、1万円少しはまずまずの価格。中国メーカー製イヤホンを買ったことがない人がいきなり買うのは難しいかもしれませんが、何本か持っている人なら選択肢になりそうな印象。専門店で試聴できればよいのでしょうが。

SIGMOTはEN700PROなど国内展開モデル数こそ少ないのですが、しっかり日本支社もありますし、今後の日本での販売展開も楽しみです。大手量販店にも試聴機が置ければ人気が出るのではないでしょうか。

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