Panasonic DP-UB45 HDR10+やDolby Visionに対応したUHD BDプレーヤー

パナソニックは、Ultra HD ブルーレイ(UHD BD)対応のブルーレイプレーヤー「DP-UB45」を6月14日より発売します。オープン価格で実売価格は2.8万円程度の見込み。

本体サイズは320(幅)×46(高さ)×193(奥行)mm。重量は約1.2kg。とコンパクトで軽量なモデルで、パナソニックのUHD BDプレーヤーとしては最もリーズナブルなエントリーモデル。開/閉ボタンを押せば約1秒でオープンしてディスクをすばやく再生できるという高速トレイオープン・コンパクト設計も採用。

エントリーということもあって、上位に搭載されている「4Kリアルクロマプロセッサ」やHDRトーンマップ機能や、4Kネット動画再生には対応しません。

一方で、HDR規格には豊富に対応。「HDR10+」「Dolby Vision」に対応。パナソニックはHDR10+陣営なだけに、「Dolby Vision」対応は驚き。ユーザーにとってはありがたいですが。

また、HDMI出力端子は従来のエントリーモデル・DP-UB32の1系統から、映像/音声出力用と音声専用出力の2系統に強化しています。

また、ネットワークプレーヤー機能を搭載。ハイレゾ音源を含む音楽ファイルをNASやPC、さらにはUSBメモリから再生し、ハイレゾオーディオ対応のHDMI入力対応アンプなどのオーディオ機器で楽しめます。対応ファイル形式は、WAV/FLAC/DSD/ALAC/AIFF/MP3/AAC/WMA。 DSDは5.6MHzまで対応。

さらに、同社製レコーダー「ディーガ」で録画した番組を別の部屋に転送して視聴できる「お部屋ジャンプリンク」に対応。

HDMI以外の端子は同軸デジタル×1、USB 2.0×1、LAN×1。

なるべく安くUHD BDプレーヤーを提供したい、でも映像にはこだわりたいという苦心が見えるような仕様。プレーヤー側で画質をいじったり、向上させる機能や回路を思い切って省いて、ソフト側が持つハイクオリティーを素直にデコードする方向性。あるいは画質をいじりたいならテレビ側で、ということにもなります。

ハイレゾ対応のネットワークプレーヤー機能は相変わらず搭載。あまりコストに影響しない機能のようです。

HDR規格の乱立が4K映像の市場を混乱させているようにも見えます。メディア、ストリーミング、放送で規格が違うのもそれに拍車をかけています。サラウンド音声規格と同じで、伝送帯域の違いにより、HLGなど、ある程度は仕方がないと思いますが。

これまでのいろいろな新規格は、いちいちソニーとパナソニックが分かれて規格を争う事態の繰り返し。面白いのは、ハイレゾオーディオ規格という点では、ついにパナソニックがSACD再生対応プレーヤー・SL-G700を海外発表したこと。

これにより、1999年以来、形式上続いていた、DVDオーディオvs.SACDの戦いに終止符が打たれたのでした。と同時になぜかソニーは最新UHD BDプレーヤー・UBP-X800M2ではDVDオーディオ再生に対応していますが。

HDRについてはソニーとパナソニックが一緒になって、HDR10系の推進を図る側になっています。とくにHDR10+はパナソニックが主導しています。一方、ドルビービジョンは高品位が売りですが、ライセンスや要求スペックなど敷居の高さが問題。その点、HDR10との後方互換性やライセンスフリーといった、汎用性の高さやコスト面でHDR10+は有利。

それでも、パナソニックはHDR10+のみを打ち出せず、どちつかずでもないのでしょうが、ドルビービジョンを無視できないのがUHD BDを取り巻く現状と言えそうです。両方対応してもユーザーが特に不利益がないならそれでいいのですが。

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