DENON PMA-390RE 中古対応機器情報 PMA-600NEと比較しての違いも

アンプ

生産完了により、基本的に中古購入で入手可能なオーディオ機器の情報をご紹介。PMA-390REはDENON(デノン)のプリメインアンプ。

メーカー希望小売価格(税別):当初4.8万円、2015年に5.2万円に値上げ。発売2012年。

1991年に初代・PMA-390が発売されて以来、エントリークラスのプリメインアンプの定番の座を保ち続けているのがPMA-390シリーズ。PMA-390REはその7代目。

2015年に値上げを行うも、2012年から2019年までというロングセラーを続けてきました。

ところが、ついにPMA-390REも生産完了になります。2019年8月に後継機のPMA-600NEが同価格で発表され、9月下旬から発売されることが決まったからです。

そして、型番から390番が外れます。デノンのエントリークラスのコンポが変わるというだけでなく、オーディオ業界全体の動きにも大きな転機になりそうです。

さて、PMA-390REは定格出力は50W×2ch(8Ω)、最大出力は100W×2ch(4Ω)。大電流タイプのトランジスターによるシングルプッシュプルという回路構成など、伝統の390シリーズ共通の内容。

REではアンプ部を「Advanced HC Single Push-Pull 回路」に進化させる、電源部には瞬時電流供給能力に優れる、従来機の1.5倍の電流容量を持つショットキーバリアダイオードを採用などによって音質改善を図っていました。周波数特性は5Hz~100kHzと十二分にワイドレンジ。

アナログ音声入力端子は5系統で、MM型のPHONOイコライザーアンプも装備。レックアウト×1、サブウーファー用プリアウト×1も備えています。スピーカーターミナルは2系統。リモコンも搭載。

外形寸法は434×308×121mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.1kg。

さて、同じ価格のPMA-600NEですが、外観や基本的な回路構成、機能などにあまり変わりはありませんが、定格出力は45W×2ch(8Ω)、70W×2ch(4Ω)にダウン。持続的な単品コンポの売り上げ低迷と、製造コストの上昇により、同じ価格でも内容を維持できなくなったと感じてしまいます。一方、光/同軸のデジタル入力とBluetooth受信機能も付きました。これによるアンプ部へのコストダウンも影響しているでしょう。

音質的にはPMA-600NEが悪いとは断定できませんが、パワーの面でPMA-390REより劣ることは事実でしょう。また、アナログ入力のみで足りる人にはPMA-600NEのデジタル入力は不要ですし、その部分のコストも無駄になります。

2019年8月現在は、まだPMA-390REが新品購入できます。PMA-390REにこだわりたいのであれば、いずれは中古でないと入手できなくなることは覚悟しなければならないでしょう。

結局、デザインもPMA-600NEでも変わっていないので、PMA-390REに見た目上での古さを感じることはないでしょう。完成度の高いアナログアンプ技術であるだけに、PMA-600NEが劇的に音質面で向上していることも考えにくいですし。

PMA-390REは販売期間が長く、定番製品として売り上げも大きかっただけに、今後も長い期間、安定して中古は入手できるでしょう。販売期間が長いだけに、いつ頃買って、どれくらい使ったものなのかの見極めは重要になりそうです(プリメインアンプ+DENON)。

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